UTAU-BLOG 3

by YOSHIKI HORITA from iMAGINATIONS

こころとからだの平和のバトン 1日目


友人である福田孝史氏(つばさ整骨院院長)よりバトンを頂戴しました。

【こころとからだの平和のバトン】1日目|全ては、最高最善のタイミングでやってくる

これは広島市西区太光寺の副住職、東和空さんの発案で、天城流湯治法、杉本錬堂さんから始まったものと聞いています。

 

今までバトン系はお断りしてきたのですが、『こころとからだの平和』というのは自分でも大切にしているテーマであること、杉本錬堂さんについて最近あちこちで話を伺っていてご縁を感じたこと、新しいものにチャレンジしてみようという自分のタイミングと合致したこと、以上の理由でお受けさせていただくことにしました。

機会をくれた福ちゃん、ありがとうございます。そして過去に断ってしまった友達、ごめんなさい。

今日から3回に分けて書いていきます。

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まずは最近の話から始めましょう。


今年の4月末、趣味のフットサルをプレイ中に左足靭帯を損傷しました。大事には至りませんでしたが、しばらくの間は松葉杖を突いて、その後、固定サポーターを約1ヶ月半。専門家によると靭帯の怪我は癖になりやすく、後々に影響が出ることもあるため、完治までしっかり観察することが必要だといいます。

先日サポーターを外してからは、固定されていた足首をゆっくり動かしたり、落ちた筋力の回復、そして怪我をかばうために負担のかかっていた箇所も含め、ゆるゆるリハビリを行なっています。

さて、そんな感じでこの3ヶ月。

とっても幸せを感じているのです。

いえいえ、強がりでも何でもない、偽らざる本心なのです。身近にいる友人などは、僕が楽しんでいるのをよく見てくれていたと思います。

確かに痛いは痛いですよ(怪我をした時の話は以前ブログに書きました)。でも、40歳を過ぎた今も大好きな趣味で、怪我するくらい一生懸命に遊べている自分がまず最高。ゲーム終了間際で少し集中を欠いた時間帯だったので、今後は気をつけようというあらたに引き締まる気持ち。普段からからだを動かしていたおかげで、この程度で済んだという幸運。怪我をして知る、健康体であることのありがたみ。松葉杖を突いたことで初めての角度から見えた街の風景、人に受けた優しさ、時に厳しさ。そして毎日、毎日、回復へと向かう、力強いからだのはたらき。素晴らしい発見の体験の連続。

生きているからこそ、感じられるすべて。

痛いとか、悲しいとか、辛いとか、例えそうであっても、何もかも生きていればこそです。


この3ヶ月、幸せを感じていると書きました。

正確には、この3ヶ月「も」、幸せを感じています。

きれいごとだと、そう言いたくなる人の気持ちも分からないではありません。

なぜなら僕自身、少し前までこの世は修行の場で、辛いことばかりだと思い込んでいたのですから。


2日目につづく。


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photo by iwako