2016年 迎春
12月30日から1月3日まで、とことんゆっくり過ごしていた。
年末に北海道で鮭を一本と、他にも海産物などの食材を仕入れて、仲間たちと石狩鍋を楽しむのが毎年の恒例行事だ。この年明けも2日間に渡って開催した。鍋→雑炊→締めの雑煮まで、今年は我ながら最高の出来で、みんなも喜んでくれて、実に幸せだった。「出汁をしっかり取れば間違いない」ということを、今回あらためて学べたのもよかった。そして忘れてはいけないのが、料理に愛を込めるということ。昨年もたびたび、日本全国いろいろな土地で一緒に過ごしたサトケンから、いつも教えてもらっている大切なことだ。
元旦にはひとりの時間も作って、久しぶりに長〜い瞑想をした。気づいたらずいぶん時間が経っていたというのが正しいが、たいへん深く、そして清々しいものだった。年末年始の東京周辺は毎日さわやかな晴天で、そんな空気感のおかげもあったのかもしれない。心身共にすっきりしていて、これを書いている今も軽やかな気分だ。
そんな中で、今年のテーマがふたつ浮かんできた。
ひとつは「伝える」。
もうひとつは「共に喜びましょう」。
すべての瞬間、このテーマと仲良くして生きていこう。決めた。
同じ世界を生きるみなさまへ、本年もどうぞよろしくお願いいたします。