なかなか見つからないツリーの影に、サンタクロースが業を煮やしかけたそのときだった。リビングルームの端に小さな灯りが点った。その仄明かりに部屋がぼんやりと浮かび上がる。サンタクロースは慌てて、灯りのついたほうを振り向いた。 そこにはベッドがひ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。