UTAU-BLOG 3

by YOSHIKI HORITA from iMAGINATIONS

5月1日 今村祐樹さん(屋久島)とトークセッション

人と自然をつなぐ…。いや、そもそも「人」と「自然」を分けて考えるべきじゃないのでは。

今ちゃんとの会話の中で、もっとも強く印象に残っている言葉のひとつです。

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屋久島の大自然に魅了され、大阪から移住した今ちゃんこと今村祐樹さん。18年前に「Moss」の名前でガイドを始め、その後、もっと深く島の暮らしを体験してほしいとの想いからゲストハウス「Moss Ocean House」をオープン。現在は、土地改良の研究と実践、まわりの自然をより健やかに息づかせる建築、森・川・海のめぐりを再生させる里づくりなど、文字通り「共生」を体現する活動に心と体を注いでいます。

僕が屋久島でリトリートをやらせていただくようになって、早いもので七年目になりました。昨年は四日間のプログラム中、今ちゃんにも一日がっちり入ってもらって(前年までは子育てのためなかなか時間が取れなかった)、森のワークをみんなで体験。旅行に来た「お客さん」として島からエネルギーをいただくだけでなく、自分からも島に与えられるものがあるのだ、という実感は、それぞれの中にとても大切なものを残してくれたと思います。

その時のレポート。

 
これまで、お互いの役割を活かしたコラボレーションに向けて、丁寧にミーティングを重ねてきました。いよいよこの夏、Moss Ocean Houseと堀田義樹、四日間のリトリートが決定。僕自身、とってもワクワクしています。zoomトークでは、屋久島の魅力と現在の様子、Moss Ocean Houseの取り組み、今後の展望などを聞きつつ、リトリートに向けてお互いの想いもゆっくり語り合いたいと考えています。

コロナ禍の中、都市部を離れるという選択をする人も増えているようです。そのような人たちにも、今ちゃんの経験からの声はきっと響くのではないかと思っています。

ぜひ、お気軽にご参加下さい。

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堀田義樹 × 今村祐樹(Moss Ocean House)トークセッション

日時:
5月1日(土)
13:00 - 14:30

参加費:
無料

Zoomログイン情報は、お申し込み方へお知らせします。

申し込みフォーム:


Moss Ocean House ホームページ:
https://www.moss6.com/ 

Moss Ocean House  Facebookページ:
https://www.facebook.com/moss.ocean.house 

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Shivamファミリー 自宅焼失支援プロジェクト ご報告


みなさんからのあたたかいご支援、4月8日付けでオーストラリアのファミリーへ送金できました。以下、報告させていただきます。

支援者数:204名
支援金額:¥1,188,649


みなさんからの愛、ご協力に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました! 

今後も現地と連絡を取りながら、必要なサポートを継続していきたいと考えています。

ここまでの経過はFacebookのタイムラインをご覧下さい。



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at Byron Bay 2019

Shivamファミリー 自宅焼失支援プロジェクト まとめ

* こちらのページにまとめました。引き続きシェアなどご協力いただければ幸いです。


3月23日未明、オーストラリア東部マラムビンビーから25分の山中に建つ、音楽家の友人 Shivam Rath の自宅が火事で全焼。楽器を含む、およそすべての家財道具、衣服、身分証明書、家族のアルバムなどが灰となってしまいました。

その日は洪水になるほどの豪雨が続いており、濡れた寝具を干していたところ、ストーブの火が引火し、一気に燃え広がってしまったとのことです。(詳細はこのページの下に)

Shivamは手に火傷を負いましたが大きな怪我はなく、妻mico(日野岡かすみ)と息子サティア(4歳)は当時バイロンベイにおり無事でした。

まずは家族の命が守られたことに感謝しなくてはなりません。

ですが、彼らには今日も、明日も、生活があります。そしてShivamは、命の一部である楽器の数々、作品の全データを、目の前で失なってしまったのです。

ファミリーは、そして五年をかけてセルフビルドされた家は、再び立ち上がるためのサポートを必要としています。

現地の仲間がクラウドファンディングを公開してくれましたが、英語サイトに不安を感じる人も少なくないことや、日本のクレジットカードがエラーになる、返信などが届かずトランザクションが完了しているか不明という声もあり、日本からの支援を【 we love you Shivam 支援プロジェクト 】として、まとめることにいたしました。

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【 we love you Shivam 支援プロジェクト 】

支援金送り先:

1 
ゆうちょ銀行
記号・番号 10190 - 69434921
他行から  〇一八店 普通 6943492
口座名義  ホリタヨシキ

2 
PayPal(ペイパル)クレジットカード利用:
https://www.morning-lights.net/donation-shivam  
受取名義 堀田義樹のスタジオ Morning Lights


PayPay(ペイペイ)決済アプリ:
https://qr.paypay.ne.jp/ekyoNNomAiJVS4j0 
受取名義 堀田義樹


送金の第一次締め切りを4月5日(月)まで到着分とさせていただきます。以降は現地と連絡を取り合いながら、必要な支援を考えていきたいと思っています。

- - -

応援メッセージ:
weloveyou.shivam@gmail.com 

このような時、心に寄り添う言葉は大きな励みとなります。ぜひ、ひとことメッセージを添えていただければと思います。支援金とあわせてファミリーに送ります。

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支援プロジェクトについて:

オーストラリアの大切な友人、音楽家、Nadaヨギーである Shivam Rath の自宅が火事で全焼しました。

彼に大きな怪我は無かったものの、楽器、パソコン、レコーディング機材、全ての音楽データが消失。その他にも全ての衣類と靴など、あげればキリがないということでした。

何より、音楽家の命、いつも彼の一部であった楽器たち。

それらは僕も見て、聴いて、セッションもした。この話を聞いただけで胸が張り裂けるような思いでいます。彼の気持ちはとても…、とても想像が及びません。

けれど、友人として、痛みと悲しみに寄り添うだけでなく、今できるサポートを形にしたい。幸いなことに、僕には住む家も、服も、靴もある。きっとできることはある。

そこで、Shivamと家族(奥さんのmicoこと日野岡かすみ、幼いサティア坊)のために、支援プロジェクトを立ち上げました。すでにオーストラリアの仲間たちも動いていますが、英語サイトなので、日本からサポートしたくても難しいと感じる人がいると思います。日本からの支援はまとめて送金できたほうが手数料も抑えられて、より無駄なく彼らに届けることができると考えました。クラウドファンディングではなく、銀行振込とさせていただいて(3月30日にペイパルとPayPay追加)、集まった支援を責任持ってShivamファミリーに届けます。

お金だけではなく、何よりみんなの心を届けたいと思っています。

コロナショックで楽ではない人も少なくないことを承知の上でのお願いです。ぜひお名前とメッセージを添えて、1円でも、ご協力いただければ幸いです。シェア、拡散も大きな力になりますので、併せてよろしくお願いします。


2021年3月28日
堀田義樹


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火事の後のShivamの投稿(下に日本語訳):

Im not really sure if this is the best way to share but....

On the 23/03/21 A fire started by a wet futon destroyed everything I have ever owned in regards to a home, instruments, clothes, computer and recording equipment.

My car and I only just escaped with a scorched rear as I watched helplessly my life go up in smoke while flooded in on a mt.

You could say I died in that fire because I have nothing left from that past, nothing which I used to identify myself with. Physically I am ok and my family was not there,

except for some burns on my hand during the 4am panic of watching my home dissolve.

Some of the things I lost : Laptop + all my backups 🙁
x4 Indian Slide Guitars + no crystal slides....
4 Tablas
Tanpura
Guitar
Electric Slide
12 string guitar
4x Shakuhachi flutes
Genelic Monitor speakers
mics and all recording equipment
x2 Loop machines
x2 Interfaces
Solar System
Hot Water System
House structure
Caravan
all clothes / shoes
all forms of Identification, passport etc
wallet, saved cash from around the world.
phone
video cameras
etc etc

you could say this list is also for my own letting go process and I ask anyone reading this to reflect on how fragile everything truly is that you see around you. It all happened in a moment during a time of a great creativity and musical focus.

it was an instant reset with nothing left from that fire.
The irony was it was supposed to be flooding.

Will upload some pictures when I get a new phone.....

The other funny thing was I was backing up all my latest music before the fire took off recording some fresh new tracks and feeling it was a good time to save everything. The fire left nothing.

I was planning to release Patreon to the world this week for support so I will share the link if anyone feels obliged. I do not know what is the right thing to do and do not know if this system will work now I have lost my laptop etc etc but I feel I am now an empty canvas seeking your help to find again my musical colours....

I am sorry, please forgive me, I love you, Thank you.

(日本語訳)
これが最良の共有方法かどうかはよくわからないが...

21年3月23日、濡れた布団から出火した火事で、家、楽器、服、コンピュータ、録音機材など、これまで所有していたものすべてが焼けてしまいました。

私の車と私は後部が焼けた程度で済みましたが、山に浸水した状態で煙に巻かれる私の人生を無力に見ていました。

私はあの火事で死んだと言ってもいいでしょう。なぜなら、私にはあの過去から何も残っていないし、私がかつて自分自身を確認していたものもないからです。身体は大丈夫で、家族もそこにはいませんでしたが、午前4時に家が崩れていくのを見てパニックになったときに手に火傷を負ったこと以外は大丈夫です。

私が失ったものは
ラップトップコンピュータと
すべてのバックアップ
インディアン・スライド・ギター x4 
タブラ(パーカッション)×4
タンプーラ(インドの弦楽器)
ギター
エレクトリック・スライドギター
12弦ギター
尺八 ×4
ジェネリック・モニタースピーカー
マイク・録音機材一式
ループマシンx2
オーディオインターフェイス×2
ソーラーシステム
給湯システム
家の構造
キャラバン
すべての衣類/靴
パスポートなどの身分証明書
世界各国の現金が入った財布
携帯電話
ビデオカメラ
など、など…

このリストは、私自身の手放すプロセスのためのものでもあります。これを読んでいる方には、自分の周りにあるすべてのものが本当に壊れやすいものであることを覚えていていただきたいと思います。すべては、創造と音楽に集中していた一瞬の出来事でした。

あの火事から何も残らず、一瞬にしてリセットされたのです。
皮肉なことに、その日は洪水になるはずだったのです。

新しい携帯電話を手に入れたら、写真をアップロードします。

もう一つおかしなことに、火事が起きる前に最新の音楽をすべてバックアップしていて、新鮮な新曲をいくつか録音していました。しかし、火災では何も残りませんでした。

私は今週、支援のためにPatreonを公開しようと思っていたので、もし友人たちが必要だと感じたらリンクを共有します。何が正しいことなのかわからないし、ノートパソコンなどを失った今、このシステムが機能するかどうかもわかりませんが、私は今、自分の音楽の色.... を再び見つけるために、皆さんの助けを求めている空っぽのキャンバスのように感じています。

ごめんなさい、許して下さい、愛しています、ありがとうございます。(ホ・オポノポノの言葉)


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Shivamの妻mico(日野岡かすみ)からのメッセージ:

今週火曜日、3月23日の未明、マラムビンビーから25分の山の中にある自宅が薪ストーブの不始末で全焼してしまいました。

幸い、わたしたち家族は、パートナーのシバムが左手に軽度の火傷を負った以外、無事です。

わたしと息子の二人はその晩、バイロンベイのスタジオにおり、翌朝、電話でこの衝撃のニュースを知りました。

オーストラリアは先週より続いた豪雨。
火事当日もエリアは洪水になるほどに雨が降り続いていたのに。。
薪ストーブの火が濡れた布団に引火した、というのが始まりだということですが、あまりに常識を逸脱しすぎた状態に、現場の状況がどれだけ想像しようとしても、できないのです。

気がついた時には、もう、家全体が巨大な炎に包まれており、シバムはなすすべもなかったとのこと。

失ったものを列挙すればキリがない。
でも、あえて、記しておこう。

●キャラバンの家
●キッチン
●シャワー
●デッキスペース
●ソーラーシステム
●水道設備
●洗濯設備
●スライドギター4本
●尺八 4本
●タブラ 4セット
●録音機材
●スピーカー
●ラップトップコンピュータ
●バックアップを含めた録音作品の全て
●シバムの衣服
●免許証
●携帯電話
●ビデオカメラ
●サティヤ、家族の写真・アルバム

山のわが家は、第一子のSatyaが生まれる前から、シバムが地元の友人たちの力を借りて、この5年間をかけいちから、少しずつ、じぶんたちの手で作りあげてきたサスティナブルなサンクチュアリ

これまで、日本からも多くの音楽家、ヨギ、ヒーラー、友人たちが訪れ、リトリートを楽しんでいらっしゃいました。

だから、切なさもひとしお。

それでも、わたしにはこれが悪しき、不運なことだったとはいまだに信じられないのです。
だって、つい先日、シヴァ・ラトリの祈りの後、シヴァ神、ナタラージャのオルターに来てくれた蛇も

響かせてきた音楽も
家族の暮らしそのものも
何もかも、祝福で、吉兆にしかとらえようのないものだから。

起こった出来事を【点】でしか見られない時、
目の前に起こった事象は、災難でしかないだろう。

でも、大きなうねり、波の只中にいる、と大きな【ライン】の上にいるのだと捉える時、わたしはこれから体験する祝福に胸を踊らせないわけにはいかない。

火災からたった数日後の現在、すでに多くの家族、友人から電話やメッセージをいただき、すでに、コミュニティのチカラ、The Power of LOVEに圧倒されています。

そんな中、日本からも親愛なる友人の義樹さんが、わたしたち家族のために支援プロジェクトを立ち上げてくださいました。

地元の皆さんからもすでにたくさんの支援をいただきながら、こんなにまで人に頼ってよいのだろうか?と、最初は躊躇しましたが、2019年12月にオーストラリアはバイロンベイの、わが家に尋ねてきてくれた義樹くん。

今は失き、お山のわが家を実際に知る盟友の彼だからこそ、ありがたく、たくしてみよう、と。

ミカサ・ツカサ
という言葉があります。

わたしの家はあなたのホーム
あなたの家はわたしのホーム

いつか、世界が完全な光の変容を遂げなたらきっと、
まだ見ぬ、わが家にあなたをお招きできる日を心に描いて。

Hari Om Tat Sat
真実、われ、それなり


mico sundari
日野岡かすみ

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【 仲間を助けたい。力を貸して下さい。】

・3月29日 追記・
初日から沢山の支援、メール、本当にありがとうございます。現在、僕は関西遠征中なのですが、会場でも多くの寄付をいただいています。みなさんの愛に胸がいっぱいです! お礼の返信が追いついていませんが、どうかご理解下さい🙏

ペイパルでのクレジットカード利用と、決済アプリPayPayでの寄付受付もセットしました。できるだけ手数料を掛けたくない(その分を支援に回したい)と考えています。ゆうちょ間はネットバンキングを使えば月5回まで手数料無料だそうです。PayPayもアプリ間の手数料無料とのことですが、今まで使ったことがないので、もし何か問題があればお聞かせ下さい。

PayPal(ペイパル)クレジットカード利用:
https://www.morning-lights.net/donation-shivam 

受取名義は堀田義樹のスタジオ Morning Lights です。


PayPay(ペイペイ)アプリ間手数料無料:
https://qr.paypay.ne.jp/ekyoNNomAiJVS4j0 

受取名義は 堀田義樹 です。

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ここから元の投稿です。

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オーストラリアの大切な友人、音楽家、Nadaヨギーである Shivam Rath の自宅が火事で全焼しました。

彼に大きな怪我は無かったものの、楽器、パソコン、レコーディング機材、全ての音楽データが消失。その他にも全ての衣類と靴など、あげればキリがないということでした。

何より、音楽家の命、いつも彼の一部であった楽器たち。

それらは僕も見て、聴いて、セッションもした。この話を聞いただけで胸が張り裂けるような思いでいます。彼の気持ちはとても…、とても想像が及びません。

けれど、友人として、痛みと悲しみに寄り添うだけでなく、今できるサポートを形にしたい。幸いなことに、僕には住む家も、服も、靴もある。きっとできることはある。

そこで、Shivamと家族(奥さんのmicoこと日野岡かすみ、幼いサティア坊)のために、支援プロジェクトを立ち上げました。すでにオーストラリアの仲間たちも動いていますが、英語サイトなので、日本からサポートしたくても難しいと感じる人がいると思います。日本からの支援はまとめて送金できたほうが手数料も抑えられて、より無駄なく彼らに届けることができると考えました。クラウドファンディングではなく、銀行振込とさせていただいて、集まった支援を責任持ってShivamファミリーに届けます。

お金だけではなく、何よりみんなの心を届けたいと思っています。

コロナショックで楽ではない人も少なくないことを承知の上でのお願いです。ぜひお名前とメッセージを添えて、1円でも、ご協力いただければ幸いです。シェア、拡散も大きな力になりますので、併せてよろしくお願いします。


2021年3月28日
堀田義樹

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『We love you Shivam』支援プロジェクト

振込先:
ゆうちょ 銀行
記号・番号 10190 - 69434921
他行から  〇一八店 普通 6943492
口座名義  ホリタヨシキ

メッセージメールアドレス:
weloveyou.shivam@gmail.com

お振込名義をメールにご記入下さい。
応援メッセージは全てShivamファミリーに届けます。
各自のお振り込み金額は記載せず、全員の合計金額を送金します。

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第一次締め切り:
4月5日(月)入金分まで。
その時点の状況を見て、追加支援が必要な場合はまたお知らせさせて下さい。

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micoからのメッセージを以下にシェアします。

↓ ↓ ↓ 

今週火曜日、3月23日の未明、マラムビンビーから25分の山の中にある自宅が薪ストーブの不始末で全焼してしまいました。

幸い、わたしたち家族は、パートナーのシバムが左手に軽度の火傷を負った以外、無事です。

わたしと息子の二人はその晩、バイロンベイのスタジオにおり、翌朝、電話でこの衝撃のニュースを知りました。

オーストラリアは先週より続いた豪雨。
火事当日もエリアは洪水になるほどに雨が降り続いていたのに。。
薪ストーブの火が濡れた布団に引火した、というのが始まりだということですが、あまりに常識を逸脱しすぎた状態に、現場の状況がどれだけ想像しようとしても、できないのです。

気がついた時には、もう、家全体が巨大な炎に包まれており、
シバムはなすすべもなかったとのこと。

失ったものを列挙すればキリがない。
でも、あえて、記しておこう。

●キャラバンの家
●キッチン
●シャワー
●デッキスペース
●ソーラーシステム
●水道設備
●洗濯設備
●スライドギター4本
●尺八 4本
●タブラ 4セット
●録音機材
●スピーカー
●ラップトップコンピュータ
●バックアップを含めた録音作品の全て
●シバムの衣服
●免許証
●携帯電話
●ビデオカメラ
●サティヤ、家族の写真・アルバム

山のわが家は、第一子のSatyaが生まれる前から、シバムが地元の友人たちの力を借りて、この5年間をかけいちから、少しずつ、じぶんたちの手で作りあげてきたサスティナブルなサンクチュアリ

これまで、日本からも多くの音楽家、ヨギ、ヒーラー、友人たちが訪れ、リトリートを楽しんでいらっしゃいました。

だから、切なさもひとしお。

それでも、わたしにはこれが悪しき、不運なことだったとはいまだに信じられないのです。
だって、つい先日、シヴァ・ラトリの祈りの後、シヴァ神、ナタラージャのオルターに来てくれた蛇も

響かせてきた音楽も
家族の暮らしそのものも
何もかも、祝福で、吉兆にしかとらえようのないものだから。

起こった出来事を【点】でしか見られない時、
目の前に起こった事象は、災難でしかないだろう。

でも、大きなうねり、波の只中にいる、と大きな【ライン】の上にいるのだと捉える時、わたしはこれから体験する祝福に胸を踊らせないわけにはいかない。

火災からたった数日後の現在、すでに多くの家族、友人から電話やメッセージをいただき、すでに、コミュニティのチカラ、The Power of LOVEに圧倒されています。

そんな中、日本からも親愛なる友人の義樹さんが、わたしたち家族のために支援プロジェクトを立ち上げてくださいました。

地元の皆さんからもすでにたくさんの支援をいただきながら、こんなにまで人に頼ってよいのだろうか?と、最初は躊躇しましたが、2019年12月にオーストラリアはバイロンベイの、わが家に尋ねてきてくれた義樹くん。

今は失き、お山のわが家を実際に知る盟友の彼だからこそ、ありがたく、たくしてみよう、と。

ミカサ・ツカサ
という言葉があります。

わたしの家はあなたのホーム
あなたの家はわたしのホーム

いつか、世界が完全な光の変容を遂げなたらきっと、
まだ見ぬ、わが家にあなたをお招きできる日を心に描いて。

Hari Om Tat Sat
真実、われ、それなり


mico sundari
日野岡かすみ

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『なくならないで!カフェスロー 〜みんなのカフェスローを未来に残したい〜』クラウドファンディング

ロームーブメントの拠点として、持続可能なつながりの発信地として、オープンから20年に渡り愛され続けるカフェスロー。ところがコロナ禍の影響により、営業時間短縮、イベントやギャラリーの利用激減と、深刻な存続危機に直面しています。

ポストコロナの時代。盲目的な経済成長神話が終わりを告げようとする中、人びとにとって本当の豊かさとは何か、今後ますます問いかけ直されていくような気がします。カフェスローと、母体のナマケモノ倶楽部が発信してきたメッセージは、今こそ多くの人の心に響くのではないでしょうか。「僕たち」のために、これからもカフェスローは必要であると思うのです。

存続を求める有志が中心となってクラウドファンディングが行なわれています。こうした状況ですが、支援者数と心のこもったメッセージから、たくさんの人たちに愛されているんだな〜と胸があったかくなりました。

プロジェクト終了まで残り二日ということで、もう一度みなさんに声がけさせてもらいます。カフェスローを愛するみなさんはもちろん、カフェスローを知らないみなさんにも、ぜひページをご覧いただきたいです。きっと何か感じてもらえると思います。

https://camp-fire.jp/projects/view/385407 

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2021年3月 オンライン特別講座『声のレッスン インテンシブコース』第二期


2021年3月6日から、全6回の連続講座『声のレッスン インテンシブコース』オンライン第二期が始まります。(講座に先がけて行われるオリエンテーションは2月28日)

タイトルが示すとおり、声の可能性をひらき、活かしていくためのインテンシブ = 集中的な学びです。

2019年に神戸spaceわにで行なった第一期コース終了後、計画されていた第二期が、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて延期になりました。大人数が密室で声を出すには微妙な時期、ですが根幹となる基礎は画面からも伝えられると信じ、オンラインバージョンとしてまとめたのがこの講座です。

昨年のオンライン第一期は、日本全国、海外からも受講の方がありました。コロナ禍を過ごす中、お互いの顔を見て、お互いの声を丁寧に聞くという時間は、大きな安心と豊かさを分け合えるものでした。オーガナイズを担当してくれたYoga Studio Five Elements代表、渡部愛さんの包容力にも大いに助けられ、回を重ねるにつれて、みなさんの表情がどんどん柔らかくなっていくのを、きっとお互いに感じ合っていたことでしょう。温度が伝わる学びの場を一緒に創造できた喜びと手応えが、第二期開講の原動力となっています。


踏まえて、コースで目指すポイントを明確にしてみました。

1. 発声のしくみを知識と体感で理解する
2. 心と声のつながりを強化する
3. 習得した技術を伝えることができる


世界に目を向ければ、コロナに端を発する経済不安、政治不安、頻発する大規模災害の原因ともいわれる環境問題など、気がかりは尽きません。これまで自分が学んできたことをどのように役立てられるのか、あらためて問い直す機会が与えられているようにも感じていました。

そもそも原点に立ち返ると、僕の理想は「すべての人が信頼を共有し合える社会」です。そこには怖れや疑いからではなく、愛から始まるコミュニケーションがあると信じています。誰もが正直な言葉で話し、心のままに歌を唄う…。その思いにもう一度向かい合い、そこで行き交う声の美しさをイメージできたことが、次の段階へ向かおうとする僕の背中を力強く押してくれました。

この変革の時代にこそ、自分の本当の声、内なる声を聞くこと、そしてそれを表すことは、とても重要な気がしています。

たとえ同じ景色を前にしても、それぞれの目に見えているものは違うはず。いま自分は何を感じ、何を求め、何を伝えたいのか。これは筋トレのようなもので、無視をしたり、隠したりを続けるなら、その感度は成長の機会を失っていくばかりです。親も、親友も、パートナーも、上司も、あなたの心と直接つながることはできません。まず自分自身と深くつながることで、自然と湧き上がる純粋なものを、あるがままにとらえていきましょう。先述のポイント2は、このように「キャッチする」と「声にする」をつなぐレッスンです。

自分の声に自信が持てないという人は、ポイント1が役に立ちます。レッスンやワークなどで数千人の声を聞いてきた経験から言わせてもらうと、自信のなさは、たんに無知によるもの、あるいは「他者にどう思われるか」など外側に軸を立てていることがほとんどの理由です。発声のしくみを理解すれば、問題だと感じていたことの原因も、自ら明らかにできるでしょう。このプロセスは呼吸と声の質的変化を伴うので、成長が実感しやすいと思います。

声の持つ力を目覚めさせたい、育てたい、活かしたいという人なら、誰にとっても役立つ講座になると確信します。そしてポイント3に書いたように、みなさんの美しい波動が、さらに周囲へ拡がっていくことを願います。これが僕の心の声であり、あなたと分かち合いたい声として表れたものです。

正直さと向かい合うのも、それを伝えるのも、まだまだ怖れを捨てきれない僕ですが、だからこそ前に進んでその先を見たい。お互いの本当の声と出会えることを、心から楽しみにしています。


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『声のレッスン インテンシブコース オンライン特別講座』

●日時 全8回
① 2月28日 (日) 9:00〜11:00 オリエンテーション
② 3月6日 (土) 14:00〜16:00
③ 3月7日 (日) 9:00〜11:00
④ 3月14日 (日) 9:00〜11:00
⑤ 3月20日 (土) 14:00〜16:00
⑥ 3月21日 (日) 9:00〜11:00
⑦ 3月28日 (日) 9:00〜11:00
⑧ 4月3日 (土) 14:00〜16:00 クロージング

できるだけ全日程通してご参加いただきたいですが、Zoomでの講座は録画してお渡ししますので欠席されても大丈夫です。


●主なトピックス
・知っておきたい声の知識/声の基礎トレーニン
・声のための呼吸法/腹式呼吸の正しい理解
・呼吸と声をつなぐ/発声を支える筋肉のはたらき
・からだの共鳴ポイント/滑舌と強弱
・より高度な声の筋トレ/伝える声の核となるもの
* 進行状況により内容は変更される場合があります。

歌のために、人前で話すために、自信を持って声を出すために、声のコンプレックスとお別れするために、等々、どのような目的にも対応できるレッスンです。


●場所
Zoomを使ったオンライン開催


●受講料
40,000円(税込)  
クレジットカード(PayPal)利用の場合 手数料込み 41,536円(税込) ※ 事前振込制


●復習受講について
過去に開催した『声のレッスン インテンシブコース』の受講者は10,000円(税込) で復習受講可能です。 今後、ヨガスタジオFIVE ELEMENTSにて『声のレッスン インテンシブコース』対面講座の開催を予定しています。 開催時、今回の講座の初受講者の方は差額で受講可能です。


●定員
10名+復習受講者


●ご予約・お問合せ
ヨガスタジオFIVE ELEMENTS ご予約のページより、クレジットカード(PayPal)利用の有無を明記の上お申込みください。
https://www.tocokaikan.com/fiveelements-reservation


Facebook イベントページ
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第一期 at 神戸spaceわにの様子

2月の新月のKIRTAN

次回は来週2月12日(金)です。緊急事態宣言延長を受け、会場のcafe slowも20時閉店となり、それに伴って開催時間も18:30~20:00に変更しました。みなさん、お間違えなきようお願いします。会場予約は満席ですが、zoom配信はまだまだ参加してもらえます。

いま僕は関西遠征の途中で、祈りの歌の波動が心と体をつなぐ助けになることを、たくさんの人の声から、また深く感じさせてもらっているところです。

昨日、芦屋で行われたイベント『魂のまにまに』では、トークで登場した羽黒山伏・星野先達から「義樹のキールタンの後に話をすると、もうみんなの気持ちがほどけているのが分かるよ」との言葉をいただいて、ありがたい気持ちになると同時に、キールタンの持つ力をみなさんと感じ合えたことが喜びでした。

思考も行為もエネルギー。何をしても、何もしないという選択でも、そこには必ず何かしらの影響が生じて巡り始める。ならば、美しい波動を自分から広げたい。マントラキールタンを学び始めて十数年。最近ようやく、この言葉が肚に落ちてきたような気がしています。

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新月のKIRTAN』

日時:
2月12日(金)18:30~20:00

会場:
東京 国分寺 cafe slow + オンライン

申し込みフォーム:
http://bit.do/fNovY 

Facebookイベントページ:
https://www.facebook.com/events/1351286608572511 

参加費:
ドネーション(寄付)制

新月のKIRTAの収益は、運営費を除いた全額を、東日本大震災で親を亡くした子どもたちのサポートとして「あしなが育英会」に毎月お届けしています。

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