UTAU-BLOG 3

by YOSHIKI HORITA from iMAGINATIONS

Shivamファミリー 自宅焼失支援プロジェクト まとめ

* こちらのページにまとめました。引き続きシェアなどご協力いただければ幸いです。


3月23日未明、オーストラリア東部マラムビンビーから25分の山中に建つ、音楽家の友人 Shivam Rath の自宅が火事で全焼。楽器を含む、およそすべての家財道具、衣服、身分証明書、家族のアルバムなどが灰となってしまいました。

その日は洪水になるほどの豪雨が続いており、濡れた寝具を干していたところ、ストーブの火が引火し、一気に燃え広がってしまったとのことです。(詳細はこのページの下に)

Shivamは手に火傷を負いましたが大きな怪我はなく、妻mico(日野岡かすみ)と息子サティア(4歳)は当時バイロンベイにおり無事でした。

まずは家族の命が守られたことに感謝しなくてはなりません。

ですが、彼らには今日も、明日も、生活があります。そしてShivamは、命の一部である楽器の数々、作品の全データを、目の前で失なってしまったのです。

ファミリーは、そして五年をかけてセルフビルドされた家は、再び立ち上がるためのサポートを必要としています。

現地の仲間がクラウドファンディングを公開してくれましたが、英語サイトに不安を感じる人も少なくないことや、日本のクレジットカードがエラーになる、返信などが届かずトランザクションが完了しているか不明という声もあり、日本からの支援を【 we love you Shivam 支援プロジェクト 】として、まとめることにいたしました。

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【 we love you Shivam 支援プロジェクト 】

支援金送り先:

1 
ゆうちょ銀行
記号・番号 10190 - 69434921
他行から  〇一八店 普通 6943492
口座名義  ホリタヨシキ

2 
PayPal(ペイパル)クレジットカード利用:
https://www.morning-lights.net/donation-shivam  
受取名義 堀田義樹のスタジオ Morning Lights


PayPay(ペイペイ)決済アプリ:
https://qr.paypay.ne.jp/ekyoNNomAiJVS4j0 
受取名義 堀田義樹


送金の第一次締め切りを4月5日(月)まで到着分とさせていただきます。以降は現地と連絡を取り合いながら、必要な支援を考えていきたいと思っています。

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応援メッセージ:
weloveyou.shivam@gmail.com 

このような時、心に寄り添う言葉は大きな励みとなります。ぜひ、ひとことメッセージを添えていただければと思います。支援金とあわせてファミリーに送ります。

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支援プロジェクトについて:

オーストラリアの大切な友人、音楽家、Nadaヨギーである Shivam Rath の自宅が火事で全焼しました。

彼に大きな怪我は無かったものの、楽器、パソコン、レコーディング機材、全ての音楽データが消失。その他にも全ての衣類と靴など、あげればキリがないということでした。

何より、音楽家の命、いつも彼の一部であった楽器たち。

それらは僕も見て、聴いて、セッションもした。この話を聞いただけで胸が張り裂けるような思いでいます。彼の気持ちはとても…、とても想像が及びません。

けれど、友人として、痛みと悲しみに寄り添うだけでなく、今できるサポートを形にしたい。幸いなことに、僕には住む家も、服も、靴もある。きっとできることはある。

そこで、Shivamと家族(奥さんのmicoこと日野岡かすみ、幼いサティア坊)のために、支援プロジェクトを立ち上げました。すでにオーストラリアの仲間たちも動いていますが、英語サイトなので、日本からサポートしたくても難しいと感じる人がいると思います。日本からの支援はまとめて送金できたほうが手数料も抑えられて、より無駄なく彼らに届けることができると考えました。クラウドファンディングではなく、銀行振込とさせていただいて(3月30日にペイパルとPayPay追加)、集まった支援を責任持ってShivamファミリーに届けます。

お金だけではなく、何よりみんなの心を届けたいと思っています。

コロナショックで楽ではない人も少なくないことを承知の上でのお願いです。ぜひお名前とメッセージを添えて、1円でも、ご協力いただければ幸いです。シェア、拡散も大きな力になりますので、併せてよろしくお願いします。


2021年3月28日
堀田義樹


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火事の後のShivamの投稿(下に日本語訳):

Im not really sure if this is the best way to share but....

On the 23/03/21 A fire started by a wet futon destroyed everything I have ever owned in regards to a home, instruments, clothes, computer and recording equipment.

My car and I only just escaped with a scorched rear as I watched helplessly my life go up in smoke while flooded in on a mt.

You could say I died in that fire because I have nothing left from that past, nothing which I used to identify myself with. Physically I am ok and my family was not there,

except for some burns on my hand during the 4am panic of watching my home dissolve.

Some of the things I lost : Laptop + all my backups 🙁
x4 Indian Slide Guitars + no crystal slides....
4 Tablas
Tanpura
Guitar
Electric Slide
12 string guitar
4x Shakuhachi flutes
Genelic Monitor speakers
mics and all recording equipment
x2 Loop machines
x2 Interfaces
Solar System
Hot Water System
House structure
Caravan
all clothes / shoes
all forms of Identification, passport etc
wallet, saved cash from around the world.
phone
video cameras
etc etc

you could say this list is also for my own letting go process and I ask anyone reading this to reflect on how fragile everything truly is that you see around you. It all happened in a moment during a time of a great creativity and musical focus.

it was an instant reset with nothing left from that fire.
The irony was it was supposed to be flooding.

Will upload some pictures when I get a new phone.....

The other funny thing was I was backing up all my latest music before the fire took off recording some fresh new tracks and feeling it was a good time to save everything. The fire left nothing.

I was planning to release Patreon to the world this week for support so I will share the link if anyone feels obliged. I do not know what is the right thing to do and do not know if this system will work now I have lost my laptop etc etc but I feel I am now an empty canvas seeking your help to find again my musical colours....

I am sorry, please forgive me, I love you, Thank you.

(日本語訳)
これが最良の共有方法かどうかはよくわからないが...

21年3月23日、濡れた布団から出火した火事で、家、楽器、服、コンピュータ、録音機材など、これまで所有していたものすべてが焼けてしまいました。

私の車と私は後部が焼けた程度で済みましたが、山に浸水した状態で煙に巻かれる私の人生を無力に見ていました。

私はあの火事で死んだと言ってもいいでしょう。なぜなら、私にはあの過去から何も残っていないし、私がかつて自分自身を確認していたものもないからです。身体は大丈夫で、家族もそこにはいませんでしたが、午前4時に家が崩れていくのを見てパニックになったときに手に火傷を負ったこと以外は大丈夫です。

私が失ったものは
ラップトップコンピュータと
すべてのバックアップ
インディアン・スライド・ギター x4 
タブラ(パーカッション)×4
タンプーラ(インドの弦楽器)
ギター
エレクトリック・スライドギター
12弦ギター
尺八 ×4
ジェネリック・モニタースピーカー
マイク・録音機材一式
ループマシンx2
オーディオインターフェイス×2
ソーラーシステム
給湯システム
家の構造
キャラバン
すべての衣類/靴
パスポートなどの身分証明書
世界各国の現金が入った財布
携帯電話
ビデオカメラ
など、など…

このリストは、私自身の手放すプロセスのためのものでもあります。これを読んでいる方には、自分の周りにあるすべてのものが本当に壊れやすいものであることを覚えていていただきたいと思います。すべては、創造と音楽に集中していた一瞬の出来事でした。

あの火事から何も残らず、一瞬にしてリセットされたのです。
皮肉なことに、その日は洪水になるはずだったのです。

新しい携帯電話を手に入れたら、写真をアップロードします。

もう一つおかしなことに、火事が起きる前に最新の音楽をすべてバックアップしていて、新鮮な新曲をいくつか録音していました。しかし、火災では何も残りませんでした。

私は今週、支援のためにPatreonを公開しようと思っていたので、もし友人たちが必要だと感じたらリンクを共有します。何が正しいことなのかわからないし、ノートパソコンなどを失った今、このシステムが機能するかどうかもわかりませんが、私は今、自分の音楽の色.... を再び見つけるために、皆さんの助けを求めている空っぽのキャンバスのように感じています。

ごめんなさい、許して下さい、愛しています、ありがとうございます。(ホ・オポノポノの言葉)


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Shivamの妻mico(日野岡かすみ)からのメッセージ:

今週火曜日、3月23日の未明、マラムビンビーから25分の山の中にある自宅が薪ストーブの不始末で全焼してしまいました。

幸い、わたしたち家族は、パートナーのシバムが左手に軽度の火傷を負った以外、無事です。

わたしと息子の二人はその晩、バイロンベイのスタジオにおり、翌朝、電話でこの衝撃のニュースを知りました。

オーストラリアは先週より続いた豪雨。
火事当日もエリアは洪水になるほどに雨が降り続いていたのに。。
薪ストーブの火が濡れた布団に引火した、というのが始まりだということですが、あまりに常識を逸脱しすぎた状態に、現場の状況がどれだけ想像しようとしても、できないのです。

気がついた時には、もう、家全体が巨大な炎に包まれており、シバムはなすすべもなかったとのこと。

失ったものを列挙すればキリがない。
でも、あえて、記しておこう。

●キャラバンの家
●キッチン
●シャワー
●デッキスペース
●ソーラーシステム
●水道設備
●洗濯設備
●スライドギター4本
●尺八 4本
●タブラ 4セット
●録音機材
●スピーカー
●ラップトップコンピュータ
●バックアップを含めた録音作品の全て
●シバムの衣服
●免許証
●携帯電話
●ビデオカメラ
●サティヤ、家族の写真・アルバム

山のわが家は、第一子のSatyaが生まれる前から、シバムが地元の友人たちの力を借りて、この5年間をかけいちから、少しずつ、じぶんたちの手で作りあげてきたサスティナブルなサンクチュアリ

これまで、日本からも多くの音楽家、ヨギ、ヒーラー、友人たちが訪れ、リトリートを楽しんでいらっしゃいました。

だから、切なさもひとしお。

それでも、わたしにはこれが悪しき、不運なことだったとはいまだに信じられないのです。
だって、つい先日、シヴァ・ラトリの祈りの後、シヴァ神、ナタラージャのオルターに来てくれた蛇も

響かせてきた音楽も
家族の暮らしそのものも
何もかも、祝福で、吉兆にしかとらえようのないものだから。

起こった出来事を【点】でしか見られない時、
目の前に起こった事象は、災難でしかないだろう。

でも、大きなうねり、波の只中にいる、と大きな【ライン】の上にいるのだと捉える時、わたしはこれから体験する祝福に胸を踊らせないわけにはいかない。

火災からたった数日後の現在、すでに多くの家族、友人から電話やメッセージをいただき、すでに、コミュニティのチカラ、The Power of LOVEに圧倒されています。

そんな中、日本からも親愛なる友人の義樹さんが、わたしたち家族のために支援プロジェクトを立ち上げてくださいました。

地元の皆さんからもすでにたくさんの支援をいただきながら、こんなにまで人に頼ってよいのだろうか?と、最初は躊躇しましたが、2019年12月にオーストラリアはバイロンベイの、わが家に尋ねてきてくれた義樹くん。

今は失き、お山のわが家を実際に知る盟友の彼だからこそ、ありがたく、たくしてみよう、と。

ミカサ・ツカサ
という言葉があります。

わたしの家はあなたのホーム
あなたの家はわたしのホーム

いつか、世界が完全な光の変容を遂げなたらきっと、
まだ見ぬ、わが家にあなたをお招きできる日を心に描いて。

Hari Om Tat Sat
真実、われ、それなり


mico sundari
日野岡かすみ

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