関西遠征 2016 冬 その4

6日目
2月5日（金）京都 Yoga Studio TAMISA
キルタンの夕べ

新大阪駅で皆と別れて、京都へ向かう。

今回の遠征は、ギターと機材、ハルモニウムの楽器ダブル装備に、一週間分の荷物が詰め込まれたバックパックと一緒だ。これくらいの量も慣れたものだと考えていたが、関西遠征 その１で触れたように、珍しく体の不調があり、少々しんどい移動となった。というのも、遠征の数日前から左肩甲骨のあたりが痛み出し、日を追うごとに、肩、腕、しまいには指まで（すべて左側）しびれが広がっていたのだった。天川では夜中に痛みで目を覚ますこともあり、参加者の方がマッサージをしてくれたりもした。その時は楽になるのだけれど、時間が経つと、またしびれが出る。これは原因を探ることが必要だと思い、京都で宿にチェックイン後、近くの外科を受診した。

古く味のある佇まいの病院の、これまた古き良き昭和的な味のある先生は、すぐに「ここへ来て正解だった」と思わせてくれるほど親身になって診察をしてくれた。結果、痛みのもとは首（頸椎）で、古傷の影響からだと考えられた。しばらく調子が良かったことでメンテナンスを怠っていた覚えもあり、あらためてしっかりしようと思った。ただ、原因が分かったことで安心もできた。気持ちが楽になると、痛みも軽くなっていた。

＊ その後、東京に戻ってから近くの病院で治療を続けて、現在は快調です。

念入りにからだをあたためてから、会場のYoga Studio TAMISAへ。本日ご一緒させていただくRyokoちゃんは、以前に東京で一度お会いしていて、いろいろな場所で名前を聞くことも多い。ヨガティーチャーとして有名なのはもちろん、定期的にキルタンを行なっている方の情報は、まだ日本で数少ないこともあり自然と耳に届く。再会を喜びつつセッティングしていると、僕ら二人は同じタイプの、色もよく似たハルモニウムを愛用していた。旅の途中でバッタリ会った家族に、ハルモニウムたちも嬉しそう（に見えた）。

リードは交互に担当することとなった。この日に限らず、前もって細かな打ち合わせをすることは、ほとんど無い。決めごとが多くなると、それを“こなす”気持ちがどこかに生じてしまう。一瞬一瞬を感じ、自然と進んでいけば、場はその時に必要な流れになっていくのだと思う。周りでも同じような考えを持つ人が多く、ありがたいことにRyokoちゃんともこの気持ちを共有できていた。彼女のリードするキルタンは優しくて美しかった。話していても優しくて美しい。つくづく思うが、声は人のそのままが表れるものなのだ。

スタジオは響きも心地よく、これは造りによる理由だけではなく、いい時間が大切に重ねられているからなのだと感じていた。


“TAMISAには、月という意味があります。 大きな主張はないけれど、いつもやさしい光で私たちを見守ってくれる月。-----中略----- TAMISAは訪れる全ての人にとって、穏やかに光を放つ月の役割でありたい。また、日々頑張っているカラダとココロを癒し、真実の自分に戻る空間でありたい、私たちはそう願っています。”
Yoga Studio TAMISA ホームページより
https://tamisa-yoga.com/about


Ryokoちゃん、TAMISAスタッフのみなさん、共に過ごせたみなさん、ありがとうございました！ これからも何度でもご一緒させていただきたいです。

4月 イベント & 遠征スケジュール

4月16日（土）東京 Fusion Bar Pez
インドの旅のお話とカレーとチャイ
https://www.facebook.com/events/465815920282889/

4月17日（日）東京 Morning Lights Voice Therapy 
新講座『キルタンのリードをしてみよう！ 』
http://www.morning-lights.net/#!20160417/crzw

4月23日（土）東京 銀の鈴
第五回 初歩からのボーカルトレーニングhttps://www.facebook.com/events/839007249555178/

4月24日（日）札幌 スタジオSAQRAS
春のキルタンワークショップ
https://www.facebook.com/events/975760335847146/

4月25日（月）札幌 ゆるみさろん
パーソナルレッスン
http://www.morning-lights.net/#!20160425/cusb

http://www.morning-lights.net/