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UTAU-BLOG 3

by YOSHIKI HORITA from iMAGINATIONS

いかに生きるか


今年の誕生日、10月5日は屋久島で迎えた。

9月の頭に1週間、初めて行った屋久島があまりにも良すぎて、東京に戻ってきてからも調子が良くて、いてもたってもいられず、すぐに再訪を決めたのだった。日程調整できた日がたまたま誕生日と重なったのだけれど、素晴らしきタイミングを心から天に感謝した。

「月に35日、雨が降る」と言われる屋久島だが、先月も、今月(5日間)も、ありがたいことに晴天続き。ある夜にバケツならぬ風呂桶をひっくり返したような豪雨に遭遇したものの、日中はほとんど晴れ。地元の人たちも驚くほどの幸運に恵まれた。(友人、知人はご存じのとおり、僕は子供の頃から超・晴れ男と呼ばれている)


3ヶ月ほど前だろうか。突然「屋久島」とインスピレーションが降りてくるが早いか、気づけばネットで航空券を取っていたのだった。行かなくては、という何かを感じたのだ。スケジュールが詰まっていたこともあり、前日まで何の準備もせず、宿すら決めずに向かったにも関わらず、到着してみればまるで矢印を進むように全てが完璧な流れ。会うべき人に会えて、行くべき場所に行くことができた。しかもキルタンを2回と、アコースティックライブまで開催。そのご縁で、今回もキルタンとヨガのコラボ、そして再びアコースティックライブを行なうことができたのだ。ライブの後には「屋久島に愛をありがとう」とまで言ってもらえた。こちらこそありがとうです。感謝しかない。


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ここしばらく、自宅にいるのは月の半分ほど。日本全国、本当にたくさんの場所に仕事として行かせていただいている(最初の屋久島は完全にプライベートだったが)。歌、声と呼吸のレクチャー、キルタン。人生をかけて大切にしているものを、多くの方と、場所と、シェアさせていただいている。なんでも出来るような器用な人間でないことは、自分で十分承知している。だからできることに全力を尽くす。たくさんの支えがあってこそ、何より、いつも近くにいてくれる友人、仲間たちがいてくれるからこそだと本当に心から感じている。


嬉しいことが続いていたのだけれど、先日、とても悲しいお別れもあった。長く仲良くしている大切な友人の奥さんが天国へ旅立った。五年の闘病の末だった。夫婦になる前の、ふたりの出会いの瞬間にも僕は一緒にいた。告別式では、悲しくて、つらくて、どうしようもなかった。比べられるものでもないが、昨年、自分の父との別れの時よりも、胸が苦しかった。彼女は僕よりもひとつ年下、小さな子供もいる。友人にも何と言ってあげればよいのかが、まだ分からないままだ。


けれど、彼女の命が残してくれたものを、自分なりに受け取り、力にしていきたいと思う。いかに生きるか。いかに悔いなく生きるか。好きなことを、大切なことをして、好きな場所へ行って、好きな人、大切な人と愛を分かち合うこと。人生は複雑なようでシンプルだ。答えがあるのかは知らない。ただ、いま思いつくままの愛をまっすぐ伝えたい。伝えなくては。自分にできることは必ずある。心を込めて、それを続けよう。


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